昨日は奈良の松籟さんのオーナーであるMさんのお誘いで六甲山縦走トレッキングに行ってきました。山は去年松本さんと春日奥山原始林を歩いた依頼で、六甲山のような本格的な山登りではなかったから、最初ちゃんとついていけるかなと心配でした。
まずは、午前9時に阪急芦屋川駅に集合。
今日の同行者は松本さんのご家族(5才のお子さんもご一緒に)3人、松本さんの友人で神戸の女性1人、また松本さんのお知り合いのご夫婦2人に私。集合して準備を整えたら早速出発。芦屋川沿いに有名な、フランク・ロイド・ライト設計の旧山邑邸を見ながら。
ほんと横からみたら、断崖の上に建っていますね~。大学生の頃、建築が好きで邸内も見学しましたがまた行ってみたいです。
しばらくすると滝に到着しました。「高座の滝」というみたいです。ここで小休止。滝の水音が澄んで心地よかった~。
高座の滝を抜けると一気に岩が露出する地域へ。有名な六甲アルプスです。神戸でロッククライミングするならここが、うってつけの場所みたいですね。
コースでもないのになぜが登っている姿を撮られました(笑)。
子供もいるので今日は岩場でも安全な道を選んでくれたので、順調に六甲アルプスを踏破。地元出身だけど六甲にこんな奇風景があるんですね~。景色もいい感じ。
岩場を抜けると森の中に入っていく感じの山道が延々と続きます。途中、薮椿が今の時期は満開です。馬酔木の大木からは、白やピンクの房をいっぱいつけた花が見事。つつじ(?)も咲いていました。
森の中にいると、上り坂でしんどいのはあるのですが、自然の木々や花々が目を楽しませてくれるので、時間も距離もあまり気になりません。程なくして山頂に到着。六甲山歩いて登りました!
大阪平野に大阪湾、西は淡路島から四国までいや^いい景色でした。昔、中国の皇帝は天下泰平を祈って泰山に登りそこで封禅という儀式をしたのですが、眼下に広がるこの景色をみると、皇帝の征服感が分かるような気がします。
「修身斉家治国平天下」
御代替りを前にそう祈念しました。
山頂から有馬温泉までは、4キロばかりの下り道。ここも歩きやすい道でした。有馬に下りてきてゴール。最後の締めは、山頂では寒すぎて諦めた野点を皆さんにふるまいました。今日は、皆さんのリクエストもあって抹茶にしました。お湯を沸かし、茶杓で抹茶を茶碗に入れ、茶筅で振るって皆でのむ温かいお茶は、寒さで冷えた身体にとても身に染み渡りました。