シェアキッチン&ギャラリーのカタチ研究所( @katachi.lab )さんで、神姫バスさんのプレミアムなバスツアーの『伝統をオリジナルに 墨アーティスト イマタニタカコの世界』の企画で書家のイマタニ タカコ( @takako.imatani )さんのワークショップと煎茶道体験を取り入れてくださいました。
プレミアムバス「真結(ゆい)」は、ハード面、ソフト面において「究極のバス旅行」にふさわしい取り組むことを目指して企画されているとのこと。ツアーの目的地の高付加価値化とともに、ツアー参加中の7割以上の時間を過ごすバス車内の高付加価値化にも取り組んでいるそうです。時間があったので、内部を見学させていただきましたが、本当にその通りの豪華さ!一度はこのようなバスに乗って旅行いたいと思いました。
カタチ研究所のシェアキッチン「 Kitchen-Lab KACOM」は 、今年新築出来上がったばかり。プロ仕様の本格的な厨房機器とカフェスペースを持ち、レンタルで様々なプライベートカフェやレストランなどをできる所謂シェアキッチンという新しい考えのもと作られています。内装やテーブルや椅子などの調度もモダンでありながら奈良の自然に溶け込むようなとてもオシャレな空間です。さらに週末朝(8時〜10時)限定で、Kitchen-Lab KACOMではモーニングをやってます。自家焙煎のコーヒー、季節の果物と野菜のオリジナルのスムージー、自家製のパンとても美味しくいただきました。 明るくモダンでありながらも、奈良を感じさせる春日大社の境内から偶然に切り出された樹齢数百年の杉板のテーブルが温かみを感じさせる素敵空間です。
そんな空間で今回は出張三五夜の古民家での煎茶道体験を離れて最先端の空間で、墨とお茶という奈良発祥の伝統を上手くミックスしたツアーで奈良にお越しになる観光客の皆様に喜んでいただけたらと思い今回3回のツアー企画にご協力させて頂きました。
ツアーのお客様は、まず到着されたらイマタニタカコさんによる、墨のインスタレーションを鑑賞。その後、自ら墨を摺り、筆を持ち墨遊び。皆さん思いおもいに筆を走らせ滲みや濃淡でいろいろな表現ができる墨の魅力を楽しんでいました。墨と筆をもつのは小学生の習字の時間以来という方も最初は「上手く書かなきゃ」など緊張してましたが、先入観かとれて何を描いてもいいんだと思うと緊張の箍も外れたのか楽しんでおられました。
その後、三五夜プレゼンツによる煎茶道のお点前のデモンストレーションおよびお茶とお菓子を召し上がっていただくことに。お茶といえば、食後に召しあがるお茶と思っていたのが、玉露のエキスをほんの少しだけいただく一煎目の味わいには衝撃を受けていました。お菓子も食べている間に、作品を色紙に仕立ててお土産にして次の目的地に向かっていきました。
カタチ研究所の今谷 秀和さん ( @duefiat )および、奥様でもあり書家のイマタニタカコさん。このような素敵な機会を与えて下さりありがとうございました。これからもよろしくお願いします。