ご縁があって天河大弁財天様にお詣りする事が出来ました。雲一つない青空、山合いにお鎮まりになる諸芸能の神様のお社には柔らかな日差しと和やかな風が吹いていてとても心が洗われる感じがしました。
お茶と古美術の隠れ家サロン『三五夜』の店主として、自身と三五夜の月釜でいつもお手伝いいただいている同じ表千家社中の方々の茶道の上達と、また三五夜に集うアーティストの方々とのコラボによって、何か新しいモノゴトが誕生することを祈念いたしました。
天河大弁財天社にお詣りした後、足を延ばして「みたらい渓谷」まで行ってきました。急峻な山道を奥に入っていくと、だんだんと滝の音が聞こえてき、さらに進むと想像を越えた渓谷美が待っていました。
陽は西に傾きつつあり、訪れる人もなくただただ滝の轟音だけが静寂の中に響いていました。渓流の途中には岩盤が平らになった野点するには最適な場所がありました。野点の用意もしていたのですが、あまりの美しさに時間も忘れ暫しそこに佇んでいましたので、次回に持ち越しとしました。
夕陽に照らされた新緑が眩しいとても雄大な光景に大自然の偉大さを感じ、奥大和の魅力をまた一つ知りました。