8月に入りました。昨日の夕立が梅雨明けを告げ、今日は朝から夏空の奈良。いよいよ夏ですね。茶道雑誌8月号の暑中見舞い欄に『三五夜』も掲載させていただきました。皆さま暑中お見舞い申し上げます。

河原書店さんが発行する『茶道雑誌』は表千家の月刊誌ですが、今月はステイホームの中でお茶を点てて一服するのに、適した「お盆点て」を茶道講座で解説してます。「略点前(盆点て)」は戦後、当時の表千家家元即中斎が定めた正式なお茶室や炉や風炉・釜無しででもお茶を点てれるようにと定められたお点前です。相伝物の「盆点」との区別からこの盆点前は「略点前」と称されたそうです。
「三五夜の茶道教室」でも、上の許状を持っていらっしゃる方もこの「略点前」は最初に習っていないので、もう一度おさらいの意味で、講師の堂後宗邑先生からしっかりと復習される方もいます。もう一度「略点前」をお稽古するのには良い機会ではないでしょうか?(ちなみに今月の三五夜の茶道教室では「盆点」のお稽古をされる生徒さんもいられます)。


その他、やむなく中止になった東京国立博物館の「法隆寺金堂壁画と百済観音」によせてなど興味深い読み物も多数。表千家の月刊誌という枠を越えて茶道全般にわたる話題が掲載されています。
今回、暑中見舞いを掲載するにあたって、文字の構成・デザインを考えくださったのは、いつも三五夜の月釜でお点前をしているAさんです。Aさんはグラフィックのお仕事もされています。
茶道雑誌掲載のお声掛けをくださった、(株)河原書店の皆様、先月は三五夜の月釜にもお越しくださいましてありがとうございました。
今後ともよろしくお願いしますいたします。
茶道雑誌は各種書店ほか、定期購読も受付けております(送料無料)。詳しくは、河原書店ホームページまで。
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