三五夜の長月の月釜無事に終わりした。
連休中の列島を直撃する台風14号の影響を考慮して、19日月曜日のスケジュールでご予約いただいたお客様には、スケジュール変更可能なお客様には日曜日への移動をお願いしつつ、本日は台風の進行を観つつ午前のお席のみの開催と致しました。
月曜日日中の奈良は、風も穏やかで雨もほとんど降らず蒸し暑さだけの残るなんとも拍子抜けする天気でしたが、午後からはJR、私鉄各社が計画運休との報がありましたので、奈良以外からお越しのお客様を考えると結果的によかったと思います。 今回はアジアンスィーツの懐香 ( @kaika.sweets )さんにその場で三五夜カウンターで作っていただいた出来立ての生月餅を主菓子に致しました。お客様の中にも月餅は大好きだけど、生の月餅は初めてとの事で興味津々、お出しした時には歓声も上がりました。
濃茶席では、表千家の大板のお点前にて、敷板に東大寺の古材の板、奈良の陶芸家金本卓也( @takuya_kanamoto )さんの存在感たっぷり水指を使わせていただきました。金本さんの作品展は後日奈良のギャラリー五風舎さんで開催される予定ですのでぜひお越しください。
お濃茶の後には、懐香さん特製の夏仕様の身体から秋に向けて身体を整える漢方を基にしたドリンク、豆類の繊維質を摂取する事の少ない日本人向けに栄養価の高い豆や穀物類を美味しくいただけるスィーツと、中国の7年物の熟成白茶を召し上がっていただきました。甘いマスクで、流暢な日本語でや分かりやすく説明してくださる懐香さん(それでいて、お茶の経験だけでなく、生け花や藤間流の日舞もお稽古されている‼︎)と、楽しい良い時間を過ごしていただきました。 さらに、懐香さんから次回に向けてとても興味深い企画のご提案もいただきました(茶の湯やってるかたにはとても勉強になる事間違いと思います)。実現に向けてプロジェクト始動しますので、また具体化したらお知らせします。
また、今回は11月27日(日)と12月11日に、三五夜でコラボ企画をされる、数寄屋袋とお茶のお稽古にも来ていけるお稽古ワンピースを開発している 『meemo』の @emikitoemi さん、同じ日に限定カフェを開催してくださる、三五夜でもお菓子を作ってくださっている、『パンと菓子 MORIYA』の 森谷千晶(@yawn112 )さんがお手伝いくださいました。同じ堂後茶道教室でお稽古してる社中さんそのご縁で、今回のお稽古の時に気になる数奇屋袋のあったらいいなを実現しました。 生地も普段使いもできるような複数の布をセレクトしてます。 三五夜カウンターでの @yawn112 さんの限定カフェでも、美味しく焼き菓子とお茶をご用意しています。カウンター席が4席ですので、空いていればいつでもお入りになれます(直接 @yawn112 にご連絡いただきますとご予約も承ります)。 さらに同時開催で三五夜のお茶や古道具の何でも市(あと1コーナー出店予定中)。
一階二階を使っての『三五夜マルシェ』(10時〜17時頃)としたいと思います。秋のイベントも目白押しです。