商品ID : 000603
¥60,000(税込)
奈良の名工である彫刻家の市川銕琅の煎茶道具の仙媒(茶合)です。節無しの白竹に『霜後文禽』と題して、梅の枝に留まる二羽の小鳥が見事に刻まれています。鳥の羽根の部分が彫刻刀とは思えないほど柔らかく刻まれています。共箱表に「霜後文禽図」「白竹仙媒」箱裏に「南都最勝精舎 銕琅刀 印 花押」と書かれています。白木綿の共袋には銕琅の印も押されています。最勝精舎は師である加納鉄哉が住した場所ですが、鉄哉の死後弟子である銕琅が引継ぎ維持に努めました。
箱の表にテープを剥がした跡の汚れがありますが、本体にはキズ・割れ・欠け・汚れなくほとんど使われていないものと思われます。
奈良の芸術作品として相応しくまた煎茶道具としても素晴らしい仕上がりとなっております。
寸法:約13.6㎝×約4.3㎝、厚さ約1.6㎝
【市川銕琅略歴】
1901年-1987年
1901年 東京調布市に誕生
1918年 奈良の加納鉄哉に師事
1979年 旭日章勲七等桐葉章 受賞
1987年 87歳 没
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