商品ID : 000104
¥80,000(税込)
吉田勝美作のガラス水注です。
こちらの玻璃というのは硝子の事を指します。本来「玻璃」という言葉には水晶という意味もあります。
この水注はマルティグラスという製法でつくられています。「マルティグラス」とはMULTIPLE LAYER GLASS(マルティプル レヤー グラス)の愛称で、性質の違ういろいろな色のガラスを何層にも重ねる多重積層ガラスという意味です。
昭和12年のパリ万博で、日本のガラス工芸としては初のグランプリを受賞しています。
吉田勝美はそのマルティグラスの名工です。煎茶道具の水注や煎茶碗をはじめ、数々の茶道具も制作してきました。昭和13年福岡県出身。県展入選後、卓越した技術と繊細な感性ならではの作品の数々は高い評価を受け、幅広い技術力から近年には特に茶道具類の創作に力を注ぎ衆目を集めている作家です。
本作は瑠璃色の本体に、透明の蓋と上付きに持ち手が螺旋状に取り付けられており、長くまっすぐ伸びた注ぎ口が大変優美で繊細なスタイルに仕上がっています。
煎茶の水注としてつくられていますが、茶事などの澗鍋の代わりにお酒などをいれて注ぐと、また高級感溢れて大変いよいのではと思われます。
様々な場面で活躍してくれる逸品です。
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