三五夜について

奈良駅から徒歩2分。メインストリートでもある三条通りを入ってすぐの閑静な住宅地にひっそりとたたずむ古民家が「三五夜」(さんごや)です。

三五夜とは十五夜の夜の月を表します。
特に旧暦8月15日の中秋の名月の夜を指しますが、意味を広くとって満月のことをいいます。

万葉集の歌の中や、能「羽衣」にも用いられるなど、日本でも古くから使われてきた用語ですが、もとは唐代の白居易(白楽天)の漢詩の一句「三五夜中 新月色」から引用されたものです。

言葉の響きと字体の美しさもさることながら、私が奈良に来て、春日山から上る月の美しさに魅かれて奈良に住もうと決したことから、月に関する言葉を屋号に使いたかったのがその理由です。

隠れ家サロン「三五夜」は、四畳半の本格的な茶室で行う茶道や煎茶道、凝った造りの八畳間でのいけばなや、その他の和のお稽古事で使用できる教室 & 体験スペースと、店主の厳選した古美術・骨董・アンティークを展示・販売する空間とで構成されています。

また、床がフローリングの洋室空間はギャラリーとして、若手の作家さんや、この空間を気に入ってくださったアーティストさんの個展や展示スペースとしても活用いただけるようになっています。

交通至便でありながら、街の喧騒とは隔絶された本当の隠れ家空間は、様々な活用方法が考えられます。

通常はアンティークショップとして、また日本の和の伝統文化を知りたい方のお稽古や体験空間として……。また、こんなことに利用したいというご希望などもありましたら、ぜひご提案ください。 可能なものであれば前向きに検討いたします。

プロフィール

黒田久義

お茶と古美術の隠れ家サロン『三五夜』店主。東京の大手アパレルメーカー会社でパタンナーとして勤めていたとき、人生の師とも云える煎茶道の師に出会いそのもとで煎茶道を学ぶ。師範資格を取った直後、師との死別を機に茶と自己を見つめなおすため、会社を辞め、煎茶道の流派も離れ全国を旅してまわることを決意。
現在はその風土・歴史の蓄積に感動した奈良の地に隠れ家サロン『三五夜』を設けそこで、煎茶道体験や煎茶道教室、また古美術・骨董の知識を活かし、これまでの茶道具の価値観とは異なる、自らの美意識に基づいた古美術・骨董を全国のお客様に伝え道具を紹介・販売している。また、煎茶を淹れて欲しいとの要望を受け付け、少しでも煎茶世界の清澄な世界観を伝えることができるならばとの想いから、奈良を中心に各地に出向く活動もしている。
隠れ家サロン『三五夜』は、にじり口のある本格的な四畳半の茶の湯の茶室を備えることから、煎茶だけでなく茶の湯(表千家)の流儀も習得中。『三五夜』で煎抹両茶道をたのしめる空間造りを心掛けるよう日夜努力している。茶の湯、いけばなも現在習得中。
奈良市在住、年齢非公表。

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