三五夜 正月飾り 小川鴻城 床の間

2019年 明けましておめでとうございます。


三五夜の正月の床飾り

新年明けましておめでとうございます。このサイトも昨年中に体裁を整え区切り良く、新年早々からブログを書き始める事ができるようになりました。

どうぞ末永いお付き合いのほどよろしくお願いします。

 三五夜はに関しては、ページトップの「三五夜について」などでご紹介している通り、『お茶と古美術の隠れ家サロン』と銘打って昨年8月にオープンしたばかりのまだまだ生まれたてのお店です。店内には、にじり口と腰掛け待合いのある本格的な四畳半の茶室があり、また2階には書院付きの8畳間の座敷がある古民家空間です。また2階の一部はギャラリーとして常設の古美術・骨董コーナーを設け茶道具・煎茶道具その他を展示販売いたしております。

 四畳半の茶室は炭・電熱両用の炉と備え、そこで煎茶体験や煎茶道教室、また茶の湯の教室やお茶の関するイベントなどを行っています。2階の8畳間は、各種のイベントで使用する他、ご希望に応じてイベントや各種会合・セミナー利用のために貸し出しも行っております。今後様々な取り組みを展開していきますので、どうぞよろしくお願いします。

さて、上の写真は1階四畳半の茶室の床の間の新年の飾りです。軸は小川鴻城1884~1973)の『蓬莱山僊境』図、床花は若松・ズワエ・千両・白葉牡丹の正月花と黒漆塗の高坏に仏手柑をそなえました。

小川鴻城鴻城(おがわこうじょう)は、愛知県の中島郡奥村生まれで、画をはじめ石川柳城に学びのち小室翠雲の門に入り南宗画を研鑽し帝展入選。その後中国に渡り画法の円熟味を加えて帰国。南画院展覧会に入選して中京における最初の南画院推薦者となりました。昭和初年より東海美術展の審査員、帝展に8回入選、昭和26年には日展委員となるなど、中京の中堅南画家として活躍しました。その高雅幽玄の筆致と常に新傾向を現実に活かす画法で好評を博し、多数の門人を擁して中京画壇において重きをなしました。

 この画でも、頂き付近に中国風の楼閣を山と海岸の松林、岩床に打ち寄せる水面の中に群鶴を描き、空は曙を思わす緋色の大変お目出たい画となっております。

 このお目出たい床飾りにて、今年最初のイベントとして『三五夜の初煎会』を明日2日から5日まで開催します。時間は13時と15時の1日2回。お正月に相応しい上生菓子と最高級の玉露を煎茶道のお手前でお淹れして古都奈良の新春を寿んでいただきます。参加料はお一人様3000円となります(時間は約90分)。煎茶道では堅苦しい礼儀作法よりもより、その場の雰囲気とお茶お菓子の味わいを楽しむことに重きを置いています。かしこまらずリラックスした状態で三五夜の空間を楽しんでいただけたらと思います。平服(普段着)でも結構ですし、初詣で帰りのお着物も大歓迎です。参加ご希望の方は事前予約制となりますので、ホームページトップの「お問合せ」かまたは直接お電話(070-1779-0358)下さい。その際お名前、ご希望の日時、当日ご連絡のつく携帯電話番号おお知らせください。皆様のご参加を心待ちにしております。

それでは本年もどうぞよろしくお願いします。