泉山御流の先生に聞香のアドバイスをいただきましたので、それを今度の三五夜の月釜『五味六国の聞香茶会』で実際に香点前をしてもらうA氏に伝えて、最近は三五夜が終わってからは試し聞きおよび習礼(予行演習)を繰り返しています。
あくまでも茶の湯の香点前なので、香道のお点前やお道具の種類も違うのですが千家の香も志野流香道を基にしておりますので、参考にすべきところは多々あります。お点前で難易度が高いのは灰の温まり具合と炭団の位置。これが上手くいかないといくら極貧の木を使ってもうまく薫く事ができません。A氏には何度も火所の位置を確認してもらいました。
今回は、三種の木を薫いてその違いを感じてもらいたいと思いますので、木の選定にも拘っています。昨日はお稽古前に我々の茶の湯の師匠、表千家堂後先生にも加わっていただき試し聞きを繰り返しました。
数種類の中からこれぞと思うものを選びましたが、五味六国を存分に味わっていただけるようなあと一種をもとめて、来週もう一度香舗にて相談する事になりそうです。