今日の三五夜の特別イベント『茶室ではじめるマインドフルネス』、無事に終わりました。ヨガ・インストラクターの飯田 惣一郎さんとほんの数ヶ月前にお会いしと、話が進み今日を迎えました。もともと、お茶は禅の修行の最後に瞑想状態に入った体をシャキッと元に戻すための修行法の一つでもあり、茶室との親和性もあるのではないかとの二人の想いからこの企画は進みましたが、思いの外本日来られた方々から、茶室での瞑想法(マインドフルネス)が好評でした。来られたお客様が口々に、にじり口を体を屈めて入った後に広がる空間、そして障子越しに聞こえる、外の木の枝がさざめく音、三五夜の音の代名詞にもなっている明珍火箸の風鈴の音、薄暗く静寂の中に身を置きながら、深く瞑想状態に入れたそうです。そして、インストラクターの飯田惣一郎の声がとても心地よいとのことw
さすがは俳優さんだけあります(^^)
マインドフルネスで心を落ち着かせた後に、一煎目の旨味エキスのたっぷり入った玉露をほんの少しだけ口に含んでもらいましたが、五感が研ぎ澄まされたせいなのか今まで飲んでいただいた中でもとっておきの笑顔を拝見できました。お菓子はこれからの暑い夏に向けて心身の無事を込めて、夏越しの大祓に因んだこの時期だけのお菓子、萬林堂の水無月をお出ししました。
『茶室の中でのマインドフルネス』また第二弾を企画してみたいと思います。
このコラボ企画にご協力いただいた、飯田惣一郎さんありがとうございました。
飯田惣一郎HP→www.osouzai1616.com