三五夜ギャラリーでの初の作品展である石賀 直之作品展の記念のイベント、『石賀さんと楽しむ切り絵ワークショップ&お茶会』無事終了しました。
石賀さんのワークショップは、ご自宅やその他の場所でもすぐに満員になるほどの人気ぶりですが、今日はお茶会とのコラボイベントとして、参加者の方々銘々に、干菓子器を作っていただき、その干菓子器を持ってお茶室に入って、和三盆や琥珀糖、金平糖などのお干菓子をご自身のセンスで盛り付けていただきながらお茶を召し上がっていただきました。
会場は三五夜の2階の八畳間の座敷。座卓に畳みの上に座っての作業といつも石賀さんがやっているご自宅でのワークショップではテーブルなのでいつもと環境がちがうのですが、そんな事では手加減しない石賀さん(笑)。今日の課題のデザイン例は0.6ミリから最終的には0.3ミリの細さのデザインまで3種類と素材集。う~ん、いつも通り繊細な図柄です。

皆さんはこの中から好きなモチーフを選び 2時間タイムトライアルで切り絵を完成させてもらいます。ワークショップ前に石賀さんから切り方のポイントと仕上げ方、ワークショップ中も分からないところやアドバイスを石賀さんが見て回っています。ワークショップ中は皆さん真剣そのもの、でも時々笑いが出て楽しく作業を進めていきました。





切り抜いたモチーフはゴールドかシルバーで着色して透明アクリル板に固定、黒紙との間に雲龍紙を挟みこんで完成となります。

完成した干菓子器をもって皆さん銘々三五夜の各所で完成の撮影大会、午前の部は三五夜の庭に並べて一同集合写真をとりました。皆さん完成して和気藹々田の楽しそうにご自身の作品を撮影していました。写真がご趣味の石賀さん。庭での置き方もさすがのセンスでかっこよくカメラで撮影されていました。






午前の部、作品集合写真。
さて、各自つくったお干菓子器を持って1階の茶室へ。にじり口を初めて通る方もいらっしゃり各自神妙に。そして皆さん席に着いた頃にお干菓子が登場しました。いつもの茶会では盛付けられたお干菓子を懐紙で取っていくのですが、今回のお茶会では、それぞれに作った作品に和三盆や琥珀糖、金平糖などでおしゃれに盛付けて頂くのがポイント、皆さん和気藹々と和みながらの楽しいひと時となったようです。




午後の部では、雨が降ってきたこともあり、作品の全体写真は茶室でこんなフォーメーションを組んでみました。


また、石賀さんにはお茶席には着物に袴も付けいただき大変身。三五夜店主の無茶振りにも快く応じてくださりました。


和室に座卓という、いつもと違う環境の中での切り絵作業でご苦労をお掛けしましたが、皆さん素敵な干菓子器を作っていただきました。ありがとうございました。
そして蒸し暑い中、参加の皆さんのサポートをしながら、何度も階上階下と往復して作業をしていただき、かつ和服に着替えていただきました石賀先生。
今日は大変お世話になりました。
石賀さんの作品展は明日以降、8月いっぱいまで隠れ家サロン『三五夜』にて開催中です。お時間のある方は是非お立ち寄りください。
◆石賀直之さんのオフィシャルサイトリンク先→
http://www.naoyuki-ishiga.com/
