4月8日(水)は午前中に三五夜での雅楽教室の日にでした。近畿二府県で宣言が出た翌日でも足りやはり、今月は見送りますと、生徒さんからのご連絡も仕方ないでしょうが、雅楽を続けたいとの山口先生(やまぐち そいちろ (山口創一郎)と生徒さんに思いに少しでも助けになればと思い、部屋を開けきり換気も良くし、空気清浄機も整えて十分に注意しながらお稽古は続けました。一か月ぶりでしたが、YouTubeの先生の練習動画でかなり唱歌は出来るようになりました。今日はさらに進んで運指の練習でいしたがなかなかむつかしいですね。これは練習あるのみです。
山口先生は、YouTubeの動画でも雅楽を積極的に紹介しています。雅楽にかんする知識や楽しいお話し、また各楽器パートや曲目の唱歌、演奏などアップしています。
『山口創一郎の雅楽ちゃんねる』
https://www.youtube.com/channel/UCsjhKkXYm38-WYOuIshpJCA/featured
また、雅楽演奏教室を三五夜で月2回行っていただいております。三五夜の「おけいこががく」の詳細は下記のリンク先へ。
https://gagakuexperience.jp/okeiko
午後からは、今月残念ながら延期になった岩手の古美術収集家で三五夜の月釜も監修してくださっている岩手の裏千家准教授の先生へ茶会で使う予定であったお道具の返送作業を三五夜の月釜でお手伝いしてもらっている方々と行いました。
ご家族への配慮のため、雅楽の稽古に来たくても来れない方々、茶会を楽しみにしておられた方々には申し訳ない気持ちではありますが、ここはじっと我慢のし時なのかと思いながらも心晴れぬ思いもあります。
作業が終わり、夜からは先日からご招待されていた新薬師寺の修二会に行ってきました。残念ながら、お松明には間に合わなかったですが、昨年奈良の東部山間部の長谷に移住されたAさんと久しぶりにお会いする事が出来、元気なお姿を拝見できました。お松明の写真はAさんよりいただきました。また今年の大導師匠の中田定観様から、YouTubeでも動画が上がってることお聞きしましたので、そちらもアップしておきます。
お松明の後は堂内へ。例年よりもかなり少ない堂内で、有名な十二神将の囲まれたご本尊の薬師如来様に向かって、定観師が静かに声明を拝聴し「新型コロナウィルス退散」と唱えられた時には二人とも思わず手を合わせていました。修二会が終わり外でAさんとお話しした時にも、その話題となり「定観様ちゃんと言ってくれはったですね」とお互いに有り難さを噛み締めていました。
いただいたお松明の燃え残りと散華をもう一度三五夜に持ち帰り、飾っておきました。今年は東大寺二月堂にも入堂でき、薬師寺さんでは最終日に納経でき、今日は新薬師寺で修二会に参加でき何とも有り難い事です。
どうぞこの祈りが天に届き世の中が平穏になりますように。