今日は三五夜の表千家茶道教室の生徒さん達との新春を祝う会を内々の集いとして催しました。 日頃、三五夜の茶道教室では少人数制をとっているため、曜日や時間が異なると一緒になる方も限定されてしまうので、一度機会を作って皆さんで集まって交流を深めたいなとの生徒さんのご提案をいただき、茶道教室の堂後先生 もご賛同くださいまして、点心付き略儀ながらお茶事形式にて、お稽古も兼ねて催しました。 生徒さんのほかにも、今日は三五夜の山村御流いけばな教室の小山先生と、三月に三五夜の二階広間のグランドオープン茶会を開いてくださいますO先生をお客人としてお招きしました。
まずは、初炭点前をこの茶道教室を開いた当初からお越し下さっている生徒さん(お茶歴は随分長いので相当な腕前)が、日頃のお稽古の成果を完璧に示す鮮やかなお点前でしてくださいました。 その後一階の二間を襖を外し広く座っていただいての点心席へ。O先生のお取り成しで、奈良の名店「つる由」のお弁当と、堂後先生お手作りの雑煮を美味しくいただき、縁高で主菓子のいただき方を先生から教わっていただきました。
その後再び本席に入ってからは、堂後先生自らが金銀嶋台で各服お濃茶を練りました。皆さん先生の模範的なお点前を一身に見入っていました。 濃茶が皆さんに行き渡ると、薄茶は本日唯一の男性生徒さんにお薄を点てていただきました。こちらも、お茶歴が長く、またご熱心にお稽古されていますのでとても若々しく美しいお点前で、皆さんから好評でした。 今日は表千家茶道教室として、堂後先生がお道具に関しても表千家の書付物を沢山物を沢山お出しくださいまして、生徒さんにも大変お勉強になった事と思われます。 三五夜の茶道教室も、皆さん大変ご熱心な方々ばかりですが、今日はお茶での新年会(初釜)に皆さんお呼ばれされた時にどう立ち居振る舞いすれば良いかの実地でのお稽古ともなったと思います。 最後に集合写真を撮って、交流を深めまた同じ茶道教室の仲間としての意識も高めていただきました。
お客様でお出ましくださいました御二方、また生徒さんの皆さん、ご指導いただきました堂後先生、撮影に協力していただきましたAさん。本当にありがとうございました。明日は奇しくも旧正月、三五夜の茶道教室を本年も宜しくお願いします。