7月24日は年に一度地蔵会の時にしかご開帳されない地蔵菩薩様を見に、東大寺でも一番山奥にある知足院へお茶の先生と同門の相弟子さんと行ってきました。。8時から始まる法要には東大寺の各塔頭から集まったお坊さん達20名程が、理趣経を唱えながら本尊の地蔵菩薩の周りを巡って行道。声明の声が堂内に響き渡り南都仏教独特の雰囲気を味わいました。


奈良は新暦で地蔵盆を行いますので、奈良街々にまつられているお地蔵様は綺麗に飾り付けされています。
翌25日は午前中、久しぶりのお茶のお稽古に行き、風炉の炭点前と絞り茶巾での薄茶点前をお稽古しました。午後からは、先日行った内輪での『酒器の会』で使用した懐石道具をしまうため、三五夜に戻り皆さんと一緒に茶室のお片付け、お昼抜きでの作業だったため、一度昼食を取りに外出してまた三五夜の茶室で先日、蓬莱堂で購入した大福茶を淹れて一服したのち散会となりましたが、その後突然の集中豪雨。一時は警戒放送も流れる程でしたが、日暮れ時には晴れ間がのぞき、春日山を望む東の彼方には大きな虹がかかりり、三五夜の屋上からしばし眺めておりました。

おかげさまで8月12日(祝)の三五夜の月釜『義山の水指を用いて、往く夏を惜しむ納涼の茶会』。15時のお席以外は満席となりました。15時のお席も残席わずかです。ご検討中の方は、イベントページリンク先をご覧の上、お早めにお申し込みください。8月5日から14日の奈良の夏の風物詩「なら燈花会」期間中でもあります。いよいよ夏の奈良がこれから始まります。