今年も炉開きの季節となりました。三五夜の開炉は特別茶会として、一昨年・昨年と白洲正子に因む茶会を開いてくださった、名古屋の陶芸家および古美術収集家の古橋尚先生に『桃山の悦楽』と題して担当していただきます。
「水晶が縁で届いた白洲正子さんからの手紙。そこから私の物狂いははじ
まりました」と、おっしゃられるように古橋先生は、水晶などの石のコ
レクターとして、雑誌に寄稿されるなど有名であります。また、ご自身
が陶芸家であることから、地元愛知や美濃地方の古陶磁器の珍しい器類
、「なんでも鑑定団で」お馴染みの古文書学者の増田孝先生に師事されて
いることから集めた古文書や消息など、古橋尚先生独自の視点によるコ
レクションで、皆さまに楽しんでいただきます。
また、当日は古橋先生の茶陶作品即売会も開催します。そちらもお見逃しなく。どうぞ振るってご参加下さい。
(出品予定)
・古田織部消息
・桃山志野筒茶碗
・白洲正子原稿「小林秀雄」
その他私の好きなもの
【日時】
11月25日(土)
①10時
②13時
③15時半
11月26日(日)
④10時
⑤13時
⑥15時半
11月27日(月)
⑦10時
⑧13時
⑨15時半
★会期中:古橋尚作品展示即売会開催中
(茶会参加者向けに特別価格にて販売いたします。)
【会費】
お一人様6,000円 (濃茶・薄茶2服・上生菓子・干菓子付き)
【お申し込み方法】
お問合せ・ご予約は下記メールアドレスに
・お名前
・ご希望日時
・参加人数
・当日ご連絡のつく携帯電話番号
を明記の上、三五夜HPの「メール送信」にてご連絡下さい。
一昨年の古橋先生の茶会の様子。白洲正子さん直筆の手紙を本席床に掛けて開催しました。