今月号の月刊大和路『ならら』は「春日若宮おん祭り」です。奈良の冬の始まりを告げる重要な神事として、また「遷幸の儀」や「還幸の儀」の厳粛な儀式や松の下で行われる諸芸能を観ようと、東京はじめ全国から多くの見物者が奈良に集まる盛大なお祭りです。また、平安時代末から一度も途絶える事なく続く祭礼として、能や狂言の始まりとなった大和猿楽の発祥として、日本の伝統芸能に多大な影響与えた祭りでもあります。若宮様がお移りになる御旅所では御仮殿の造営も始まり祭りの気分も盛り上がってきました。
12月8日(日)の三五夜の師走の月釜は、この春日若宮おん祭りも趣向の一部に取り込んで、師走の奈良の風情を感じていただこうと思います。詳細はホームページの「イベント案内」をまたは下記リンク先をご覧の上、ホームページの「お問い合わせ」フォームから、お申し込みください。茶の湯で、おん祭りを感じてください。
イベント詳細は下記リンク先をご覧ください。↓
奈良はこの2・3日の寒さで一気にモミジは色付きました。12月8日には紅葉も終わっているかとおもいますが、紅葉の紅い絨毯はまだ美しいと思います。是非奈良に三五夜の月釜にお越し下さい。