三五夜の九月の月釜は特別茶会『白洲正子によせて』として開催いたします。 今回は名古屋の古美術蒐集家で白洲正子氏とも親交のあった陶芸家、古橋尚氏をお招きして席主を務めていただきます。
現代茶道に批判的であった白洲正子。その白洲正子を茶会を通じて見つめ直すという、まさに古橋先生ならではの趣向と道具によって、茶道本来の意を探り、自らと今後の茶道に対する姿勢を問うという意欲的な催しです。
本来この特別茶会は5月に開催予定のところコロナ騒ぎにより9月に延期といたしました。そこで先に5月に参加ご予定の方には優先予約を受け付けておりましたが、この度一般募集を開始致します。すでに満席(キャンセル待ちにて承ります)となっているところもございますが、まだお入りになれる席がありますのでぜひこの機会にご参加下さい。
【日時】
★9月23日(祝)
(1)10時→キャンセル待ち
(2)13時→キャンセル待ち
(3)16時→キャンセル待ち
★9月24日(金)
(4)10時→キャンセル待ち
(5)13時→キャンセル待ち
(6)16時→キャンセル待ち
★9月25日(土)
(7)10時→○残席わずか
(8)13時→ キャンセル待ち
(9)16時→ ○残席わずか
★9月26日(日)
(10)10時→ ○残席わずか
(11)13時→ ○残席わずか
(12)16時→キャンセル待ち
【会費】お一人様6千円(濃茶各服立て、薄茶2服、上生菓子、干菓子付き) 参加ご希望の方は、①お名前、②希望日時、③参加人数、④当日ご連絡のつく携帯電話番号を明記のうえ、ダイレクトメールにてご連絡下さい。また、プロフィール欄の三五夜ホームページ【来店予約】のメッセージフォームからご連絡ください。↓
https://sangoya.shop/contact
【古橋尚氏プロフィール】
二代加藤春鼎に師事し茶陶家として活動。作陶活動は現在は休止しているが並行して古美術収集家として古筆跡・古陶磁・鑑賞石などに深い造詣を持つことから、特に石の収集家として白洲正子氏との手紙による交流を行った。三五夜の『曜変天目茶会』では席主を務めた友人の陶芸家長江惣吉氏の後見として解説を務め、独特の床飾りを仕上げて多くの感心を得ることになった。現在は陶芸雑誌『陶遊』と鉱物雑誌『ミネラ』にコラムを掲載中。
古橋尚氏の白洲正子にまつわる興味深いお話しと、ただ今東京国立博物館に出展中の聖林寺の十一面観音はじめ奈良の地を愛した白洲正子。その奈良で開催される記念茶会です。ぜひご参加ください。
[監修] 表千家教授 堂後宗邑
裏千家準教授 浪坂宗正
【三五夜としての対策】
①一席あたり最大定員を決めさせていただきます。(以降キャンセル待ちを承ります)。
②席中では、マスクの着用をお願いします。また、お菓子・お茶を召し上がられる際にマスクを外される時は会話をお控えください(お客様・亭主による問答は適宜、点前側で進行させていただきますので、お正客様も存分にお菓子・お茶をお楽しみください)。
③濃茶は各服点にて供させていただきます。
④薄茶の茶碗は全て、一碗一碗別々のものをご用意いたします(二服目は数茶碗となります)。
⑤席中・席後での写真などはご自由にお撮りください。
⑥。お客様の服装はご自由(平服)で結構です。もちろん着物でのご参席も歓迎いたします。
⑥換気のため、部屋の障子などを空けて空気の流れ道を確保します。お召し物に十分ご注意下さい。
⑦玄関入り口・トイレに、アルコール消毒液・アルコール性ウェットティッシュを設置しております。(受付時に手の消毒・検温にご協力お願いします。)
⑧トイレに薬用ハンドソープを設置しております。
⑨各自、周囲への気遣い・咳エチケットなど十分に心掛けていただきますようお願いします。
皆様が安心して楽しいお時間を過ごして頂けるよう三五夜として最大限努めさせていただきます。そして何よりも皆様の冷静なご対応とご協力を賜りたく存じます。
【その他】
茶道の経験の有無、お流儀の違いなど関係なくどなた様でも参加可能です(要事前予約)。平服(普段着)でお越し下さい。もちろんお着物での参加も大歓迎です。
(途中換気のため、窓を開放いたします。室内の気温が急激に変化することも考えられますので、体温調節可能なように羽織るものを室内に持参いただくなど工夫ください)。
場所はJR奈良駅徒歩2分の場所にあるとは思えないほどの閑静な住宅街の通りから奥まった古民家です(お申し込み時に詳細お伝えします)。