今回のタイトルは昨年の四月の月釜『藤波の花は盛りになりにけり』に用いた大伴四綱の万葉歌の下の句にあたります。奈良には伝統的な工芸作家も多くいますが、それ以外にも独自の世界観で奈良らしいアート作品を制作するクリエーターも多くいます。そんな中でも今回は、石賀直之氏と奧山永見古氏が伝統的な茶の湯の世界に、「平城の京を思い」つつ新しい息吹を注ぎます。
今回は四畳半のお席に4~5名様限定(事前予約制)のお席となります。伝統的な茶の湯の世界と新しいアートの世界が茶の湯とどうスパークし新しい作品となるのか、三五夜としても楽しみな取り組みとなります。
【石賀直之氏プロフィール】
薬剤師としての仕事の傍ら、切り絵作家として活動する異色のアーティスト。通常使われるコピー紙にミリ単位の精巧なデザインを切り絵にて表現する技術はまさに神技との評判。奈良に生まれ育ち現在は奈良の古い伝統の文化に深い興味を持ち、それをどう自分の作品に活かすか表現の幅を広げつつ、現在は次の作品展に向けて鋭意制作中。
http://www.naoyuki-ishiga.com/
(イベントページ写真 : Naoyuki Ishiga)
【奧山永見古氏プロフィール】
万葉集の歌を独特の淡い色彩と繊細で流麗なタッチの書画で現し「万葉の夢ー永見古の世界]として独自の万葉創作画を作成。古典の世界を分かり易く伝えるための様々な活動を行っている。4月22日~5月1日まで奈良猿沢池端「神楽」にて作品展を開催予定。
https://www.facebook.com/profile.php?id=100009119350992
【日時】
4月17日(日)
①第一席:10時~11時半→キャンセル待ち
②第二席:13時~14時半 →キャンセル待ち
③第三席:15時半~17時 →キャンセル待ち
4月18日(月)
④第一席:10時~11時半
⑤第二席:13時~14時半 →残席僅か
⑥第三席:15時半~17時
【会費】
お一人様4000円 ・・・濃茶(各服点て)、薄茶二服、上生菓子、干菓子つき
【お申し込み方法】
①お名前
②参加希望時間
③参加人数
④当日ご連絡のつく携帯電話番号
を明記の上、ダイレクトメッセージでご連絡下さい。折り返しこちらから、詳しい場所等をメールさせていただき予約完了となります。
下記の三五夜ホームページの「お問合せ」フォームをご利用下さい。
https://sangoya.shop/contact
【三五夜としての対策】
①一席あたり最大定員を決めさせていただきます。(以降キャンセル待ちを承ります)。
②席中では、マスクの着用をお願いします。また、お菓子・お茶を召し上がられる際にマスクを外される時は会話をお控えください。
③濃茶は各服点にて供させていただきます。
④薄茶の茶碗は全て、一碗一碗別々のものをご用意いたします。
⑤本席内に空気清浄機を設置します。
⑤席中・席後での写真などはご自由にお撮りください。
⑥。お客様の服装はご自由(平服)で結構です。もちろん着物でのご参席も歓迎いたします。
⑥換気のため、部屋の障子などを空けて空気の流れ道を確保します。お召し物に十分ご注意下さい(念のため羽織るものなどお持ち下さい)。
⑦玄関入り口・トイレに、アルコール消毒液・アルコール性ウェットティッシュを設置しております。(受付時に手の消毒・検温にご協力お願いします。)
⑧トイレに薬用ハンドソープを設置しております。
⑨各自、周囲への気遣い・咳エチケットなど十分に心掛けていただきますようお願いします。
皆様が安心して楽しいお時間を過ごして頂けるよう三五夜として最大限努めさせていただきます。そして何よりも皆様の冷静なご対応とご協力を賜りたく存じます。
【その他】
茶道の経験の有無、お流儀の違いなど関係なくどなた様でも参加可能です(要事前予約)。平服(普段着)でお越し下さい。もちろんお着物での参加も大歓迎です。
(途中換気のため、窓を開放いたします。室内の気温が急激に変化することも考えられますので、体温調節可能なように羽織るものを室内に持参いただくなど工夫ください)。
場所はJR奈良駅徒歩2分の場所にあるとは思えないほどの 閑静な住宅街の通りから奥まった古民家です(お申し込み時に詳細お伝えします)。