先日5月21日・22日と二日間に渡り、三五夜で吉礼の「ホトトギスの茶事」を開催しました。
昨年は、三五夜の茶道教室も担当してもらっています亭主の堂後先生( @kibunegiku1008 )の堂後茶道教室の社中の皆さんや三五夜の関係者など本当に内々での会としましたが、今回はお料理も、昨年末から本格的に入っていただいてます出張料理人の牧田旬加( @jun.ka1012 )さんにお願いして、和食の専門店で食べるレベルの料理を出したいいたの願いも叶いましたので、三五夜の月釜に度々お越しのお客様に口頭でお伝えしてお集まりいただきました。
正午の茶事でしたが二日間ともに初夏を通り過ぎて夏を思わせるような陽射しが射しながらも湿度も高くなく爽快な風が通り抜け、庭の楓・苔の緑もますます緑麗しく、茶室の障子や窓も開けて明るく開放的な中で、牧田さんの茶懐石を堪能していただきました。
この茶事を「ホトトギスの茶事」という所以は、軸飾りにてお披露目した江戸時代初期のさる高貴なお方の短冊に詠まれた和歌の題から、季節柄も考えて営まれたものです。
表千家では相伝者「飾物五箇条」の中の一つですが、普段のお稽古ではなかなかする機会がなく茶事の形式で昨年三五夜でお稽古をしたのがきっかけで今年も行う事になりました。また、牧田さんという料理も安心して任せられる料理人にご縁を得たというもの大きなきっかけです。できれば、来年もこの時期に「ホトトギスのお軸」を掛けて茶事を行いたいと思っています。
三五夜では、このように茶事を年間3〜4回したいなと思っています。次は風炉の名残の10月末に夕ざりの茶事などしてみても風情があるなと考えています。 三五夜の茶事にご関心のある方は、三五夜の月釜や茶道教室、またはその他イベントなどにご参加の折りに店主まで、ご希望をお伝えください。改めて要項などお伝えいたします。
今回お越しのお客様には本当にありがとうございました。また、亭主を務めてくださった @kibunegiku1008 ( 堂後先生 )、料理方 @jun.ka1012 ( 牧田旬加さん)、水屋に入ってくださった @himeyuri_san さん、ご自身の山のお茶会を翌日に控えてたなか、自身の勉強のためとかけつてけ厨房の補助に入ってくださったNさん本当にありがとうございました。